不活性ガス消火設備【NN100】(詳細はこちら)

消火のしくみ

酸素濃度を低下させることによって消火します。
長時間滞留し、消火効力も長続きします。
通常、大気中の酸素濃度は、約21%です。この酸素濃度を15%以下にすると、火は燃え続けることができません。モノが燃えるためには「燃えるもの」「火」「酸素」の3つの要素の組み合わせが不可欠です。消火システムNN100は、窒素ガスの放出により「酸素濃度を低下させる」ことによって消火します。

人体への安全性

窒素は空気中の約78%を占めています。無毒無臭で人体には影響がありません。
私たちが日頃から接している空気を構成するのは、窒素と酸素、その他です。窒素は空気中の約78%を占めているので、私たちがいつも自然に接している気体です。
しかも窒素ガス自体は無毒で無臭。もちろん人体に影響はありません。
消火システムNN100は、この窒素ガスを消火剤として使用してます。

環境に配慮

地球環境に影響を与えない窒素ガス。
しかも大切な財産を損なうこともありません。

窒素ガスは、空気成分の約78%を占めています。消火剤としてこの窒素ガスを用いることによって、万が一火災が発生したとしても…
地球の温暖化係数→0 オゾン層の破壊係数→0
将来にわたって、地球環境に影響を与えません。

容器弁PR30A型

特徴1 避圧口面積が小さくなります。

圧力制御中の放出流量の安定化により、消火剤放射時の最大流量が小さくなるので、避圧口面積は従来システムより約25%低減できます。

面積減

特徴2 Sch40の配管が使用できます。

新型容器弁(PR30A型)は、容器弁の出口圧力を6.5MPa以下に制御でき、全ての配管にSch40の配管が使用できます。
放出特性が良くなったことと、Sch40の配管の内径がSch80よりも大きくなった(摩擦損失が小さい)ので、従来のシステムとほぼ同口径の配管でSch40の配管が使用できます。