アスクル倉庫では、スプリンクラーは建物全体ではなく一部にしか設置されていなかったようです(国内消防法では、一般に、高層ラックを除いて倉庫にはスプリンクラーは要求されないので法的な問題はありません)。しかし、今回の火災でわかるように、燃えるものが倉庫全体に保管されているような場合、スプリンクラーが一部だけでの設置では、人の避難という観点では効果があったものの、資産を守ることはできなかったということではないでしょうか。
法規に定められた設備を設置することは当然のことですが、工場や倉庫、資産を火災から守るために必要な設備を設置するという観点で対策を考えることが大切だと感じます。
2017年3月1日LNEWSより
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