福岡での病院火災を機に防火シャッターなどの定期検査が義務化。

建築基準法「防火設備定期報告制度」が改正されて、特定建築物指定建物に設置されている特定の防火設備について、国家資格者による検査を受けて報告することが義務づけられました。
法の施行は2016年6月ですが、3年に限り経過措置が設けられていることもあり、報告期限が決定していない地域もあります。すでに決定されている一部の都道府県では、報告の案内文が送付されてます。

改正のきっかけとなったのは、2013年10月に起きた福岡市の診療所火災事故。
7枚あった防火ドアは開いたままで、1階から出火して煙が上の階にも充満し、10名もの方が亡くなられました。この施設の防火ドアなどの防火設備の点検は、一度も行われていませんでした。
ウィキペディア『福岡市整形外科医院火災』