「火災報知器のおかげ」 愛知県の1月、2月の火災発生件数から。

愛知県における1月と2月の火災発生件数は次の通りです。

30年3月7日 愛知県ホームページより

区分 前月 2月 当年累計 前年同期 増減
出火件数 174 262 436 416 20
焼損棟数 111 151 262 332 △70
り災世帯数 75 92 167 227 △60
損害額(千円) 58,221 22,108 80,329 1,516,072 △1,435,743
死者 14(11) 8(7) 22(18) 23(19) △1(1)
負傷者 24 20 44 73 △29

奏功事例の内、火災報知器が作動したことで火災にならなかった割合は72.5%でした。

奏功事例件数
奏功事例 火災(ぼや含む) 非火災※
80 26 54

こんな事例も掲載されていました。

命を救った主な奏功事例
出火場所 建物種別 概要等
名古屋市 専用住宅  居住者(75歳、女性)が台所で鍋に火をかけたことを忘れ、別室で新聞を読んでいたところ、鍋が空焚き状態となり白煙が発生し、住警器が鳴動した。
 近隣の住人が住宅用火災警報器の音に気づき、119番通報した。
 なお、居住者は耳が遠く、消防隊と接触するまで、住警器の鳴動に気づかなかった。
田原市 共同住宅  居住者(68歳、男性)が台所のコンロで鍋に点火したことを忘れ、そのまま寝てしまったところ、住宅用火災警報器が作動した。
 隣の住人が音に気づき119番通報し、現場到着した消防隊が点火しているコンロにある鍋から白煙が上がっているのを確認し、コンロの火を消したもの。

火災報知器のおかげであり、ご近所の方のおかげでもありますね。